​（ドンナイ省ポータルサイト）工業団地管理委員会の統計によると、2024年5月中旬までに、省内の工業団地への投資総資本は9億2,900万ドルに達している。上記の結果により、ドンナイ省は2024年の工業団地への投資誘致の目標を達成し、それを上回っている。

Nguyen Hong Linh省党書記は、2024年4月に日本への投資促進訪問中の日本の大分県との作業セッションで発表していた。

過去4か月間に工業団地への投資総資本のうち、ドンナイへの外国投資 (FDI)は8億3,400万ドルに達し、2024年計画の119%に達した。国内投資の誘致は2兆VND（8,200万米ドル相当）以上に達した。過去4か月間のドンナイへの投資プロジェクトのうち、FDIの新規投資プロジェクトは40件の投資総額5億1,900万ドル、FDIの生産拡大のための増資プロジェクトは39件の増資総額3億1,500万ドルが含まれる。国内投資については、新規投資案件及び増資案件を含めて7件あった。

新たに誘致されるプロジェクトは主に半導体、電気・電子部品製造業、機械工学、織物、プレハブ金属から製品製造業になり、環境汚染を引き起こす産業や労働集約的な産業のプロジェクトはなく、先進技術の基準を確保し、投資誘致政策と一致している。

今年の初めに認可され証明書を授与された多くの代表的なプロジェクトに加え、最近、各工業団地には比較的大規模なプロジェクトが入り、投資登録証明書が発行された。Nhon　Trach1工業団地にエレクトロニクスに使用される半導体の生産及びハイテク分野における光学機器および器具（あらゆる種類のガラス、光線を分離および結合するための部品など）を製造するアメリカのCoherentグループのSilicon Carbideベトナム株式会社及びAdvanced Optics会社から総額8,300万ドルの投資案件がある。Long Thanh工業団地にはRegzaベトナムの総額4,000万ドルの投資案件があり、Long Thanhハイテクパークには同ハイテクパーク向け物流センターの総額3,500万ドル以上の投資案件がある。

今年の初めから現在まで、ドンナイ省は投資環境を探求するために多くの国内外の大企業や企業を誘致してきた。その結果、多くの企業が同省の投資環境を高く評価し、投資手続きを促進してきた。ドンナイは投資家を歓迎するだけでなく、潜在的な国における投資促進活動も積極的に推進している。具体的には、4月に、省党委員会書記が率いるドンナイ省の指導者と、省人民委員会、支部、インフラ企業、ドンナイに投資している企業のリーダーが、2回に分けて韓国と日本で投資促進会議を開催した。

投資促進会議を通じて、他国の何百もの企業がドンナイの投資環境について調べた。出張中、ドンナイ省は韓国と日本の地方および企業との間で多数の意向書、趣意書、覚書を締結した。具体的には、韓国のJeollanam道と経済協力と開発に関する意向書；ドンナイと多くの韓国企業との間で、ドンナイのイノベーション、研究、教育・訓練を含めた3つの分野での研究、投資、開発に協力するための趣意書が含まれる。なお、Long Thanh国際空港の隣にある免税品販売店の協力機会についての商談も行われた。投資促進会議に参加した韓国とベトナムの企業は、投資協力の覚書を締結し、ドンナイの環境分野のプロジェクトへの投資に関するSaigontelとSamsung E&Aの間の協力覚書が代表的なものである。

投資促進プログラムでの覚書に加えて、ドンナイはフィンランド、米国、日本、韓国などの世界中の企業、地方のリーダー、大使館の訪問を受け入れていた。