​（ドンナイ省ポータルサイト）3月29日午後、省人民委員会のVo Van Phi副委員長はAsia New Generation会社（ホーチミン市所在）と面談し、Xuan Loc県での廃棄物処理及び発電プロジェクトの投資政策について協議した。

省人民委員会のVo Van Phi副委員長が作業セッションで講演していた

会議の中で、同社取締役会会長のWilly Andreas Kirsch氏は、ドンナイの環境プロジェクトに投資したいと述べた。調査を通じて、同社はXuan Loc県Xuan Tam町のCu Lao Xanh廃棄物処理施設でプロジェクトを実施することを提案した。このプロジェクトでは、ドイツの最新の廃棄物処理技術である熱分解技術が利用される。廃棄物は分別する必要がなく直接に償却処理ができ、排ガスの発生量が制限され、廃棄物1トンあたり1.2～1.8 MWhの電力を生成できる。

Asia New Generation会社の取締役会長がプロジェクトについて説明していた

このプロジェクトの廃棄物処理能力は1日あたり400トンで、今後は1,000トン/日まで増加する可能性がある。同社は法的指導を提供し、このプロジェクトを電力計画第VIII号に追加することを提案した。

会議の締めくくりに、省人民委員会の副委員長は、省は新技術を用い、環境保護の改善に貢献するプロジェクトを支持していると述べた。省人民委員会指導者らは同社に対し、投資政策の調整、計画の調整、環境影響評価、技術評価の手続きをコンサルタントと協力して実施するよう要請した。具体的な書類が完成したら、省自治体が実施プロセスをフォローしサポートするという。​​